お客さんとともに歩んで67年!銀座イタリー亭

1.店舗の紹介


銀座の街並みを歩いていると、ひと際目を引く赤い建物が目に留まる。
まるで昭和にタイムスリップしたような、どこか懐かしい親しみやすさを感じるお店の外観。吸い寄せられるよう店内に惹かれ、お店を覗いてみる。
銀座イタリー亭さんだ。


銀座イタリー亭さんの特徴は、なんといっても今年で創業68年目という歴史の長さだろう。
さらに店内の壁や天井には、お客さんが残していった定期券や名刺が所せましと貼られ、
イタリー亭さんのシンボルとなっている。



一歩足を踏み入れると、イタリー亭さんがお客さんとの思い出を大切にしている心温かいお店ということを、雰囲気とともに感じられる。
今まで食事にいったお店で定期券や名刺を置いてきた経験はあるだろうか。
お客様との出会いや繋がりを大切にし、お客様とともに歩んできた銀座イタリー亭さん。
創業当初から現在にいたる想いに迫った。

2.店主取材


創業68年を迎える「銀座イタリー亭」さんのオーナーを務める折田様、また、折田様やシェフとともにお店を営んできた大中様に話を伺った。

折田様は銀座イタリー亭の2代目店主で、縁あって銀座イタリー亭のオーナーとなった。
折田様にとって銀座イタリー亭とは、お客さんが育ててくれた店」である。

「長年のお客さんがお客さんを連れてきてくれて、長い間可愛がってくれる。その結果が今になっている」

折田様の言葉の端々から、お客様への感謝の気持ちと長い間培ってきた愛情を感じた。
銀座の街で67年以上という長い歴史を持ち、様々な変化や困難を乗り越えてきた銀座イタリー亭さん。
折田様は人が変わらなければ味も変わらない。いつ来ても同じ料理を同じように作れる、それが職人」と仰っていた。

「~お腹も気持ちもあったかくなるレストラン~」
これが銀座イタリー亭さんのお店作りの根幹になっている。

当時より折田様やシェフとともにお店を営んできた大中様は、
「お客様が喜んで帰ってもらうためにはどうしたらよいか。
100人のお客様に100人の接客ができるというのが目標と語ってくださった。
銀座イタリー亭さんが愛される秘訣には、お客様のことを第一に想い、行動してくれる素敵なスタッフの力も大きいと感じた。

 


3.印象に残っている出来事


~創業当時から変わらぬ味がもたらした奇跡~

大中様に思い出に残っている出来事を伺ったところ、歴史ある銀座イタリー亭さんならではの心温まるエピソードをうかがうことができた。

イタリー亭さんは創業67年の歴史あるお店であるゆえ、御年配のお客様が20、30年ぶりに来店されることが多いそうだ。
お店のロゴが変わっていないだけでなく創業当時から変わらぬ場所に構えているため、「あ!昔行ったことがあるお店だ!」と店内を訪れて食事をする人が多いという。
するとお客さんが決まっていう言葉がある。
それは、「本当に変わっていない、懐かしい味!」
お店の移り変わりの変化が激しい東京。しかも、一等地と言っても過言ではない銀座の街で、30年ぶりに同じ味が楽しめることがどんなに奇跡的なことであろうか。
昔と比べると、食材やお洒落さ、飾り付けなどで若干変わっている部分もあるという。
しかし、どこか懐かしい温かみのある料理が多く、また食べたくなるというのが銀座イタリー亭さんの一番の魅力なのだ。

さらに、もう一つ驚きのエピソードがある。
なんと、銀座イタリー亭さんには親子三代で来店されるお客様も多いのだとか。
「親子三代そろって、行きつけのお店で楽しく食事ができる。」
なんて幸せなエピソードだろうか。
東京を歩いていると、数多くのお店を目にするだろう。それもそのはず、なんと東京の飲食店は80000店舗以上あると言われているのだ。
その中でも、親子三代そろって食事をしたい!と思ったとき、ふっと浮かび上がるお店がイタリー亭さんなのだ。
銀座イタリー亭さんのお料理は、一家の思い出の味なのだろう。きっと、その子どもも、大人になって新しい家族を連れてまた訪れるのだろう。
そうして何十年、いや、今後何百年にも渡り、銀座イタリー亭さんの味は原点となって愛され続けるのだ。

大中様はエピソードを語ってくれながら、「続けていかないといけないなと思う」 と仰った。人と人との繋がりを何よりも大切にしている銀座イタリー亭さんの深い想いが、今の銀座イタリー亭さんを作り上げているのだ。

 

4.看板メニュー
[イタリー亭特製ナスのグラタン]


銀座イタリー亭さんの看板メニュー、それは「ナスのグラタン」だ。
イタリアンといったらパスタかピッツァでは??と思うかもしれない。
もちろん、パスタもピッツァもほっぺが落ちてしまうほど美味しく、不動の人気メニューだ。
しかし、本日はぜひとも食べていただきたい一品、「イタリー亭特製 ナスのグラタン」
を紹介する。


<誕生秘話>
ナスのグラタンは、ラザニアをもとに誕生した。
ラザニアとは、平たい板状の麺をミートソースやホワイトソースとともにミルフィーユ状にし、チーズを乗せて焼いたイタリア料理の一つ。
聞いただけでも美味しそうだが、なんとこのラザニアがなかなか売れなかったのだという。

そこで、大きめのベイナスを1センチという分厚さで切ってパスタの代わりにし、たっぷりのチーズとともに焼き上げたのだ。
これがきっかけで、銀座イタリー亭さんの看板メニュー「イタリー亭特製ナスのグラタン」が誕生した。

ポイントは、やはりラザニアのようにミルフィーユ状にすること。
食べるとき、スプーンとフォークで軽く混ぜて食べるとより美味しく食べられる。
また、ガーリックトーストにナスのソースを乗せて食べるのもオススメ。パンと、チーズとろける濃厚ミートソ―ス、合わないわけがない。

<編集部のオススメポイント!>

運ばれてきた瞬間、グツグツという音、アツアツのお皿、香ばしいチーズとミートソースが香る。
器には溢れんばかりに盛られたナスのグラタン。
混ぜて食べるのがオススメと伺ったが、混ぜるのも難しいほどの山盛りだ。
食欲そそるたっぷりのチーズと、分厚いナス、そして創業67年のイタリー亭さんのミートソース。食べる前から美味しさがにじみ出ている。

いざ食べてみると、ナスがとろけるほどに柔らかい!!歯がいらないのではないかと思うほどとろけるナスは初めてだ。
溢れないよう、慎重に慎重に混ぜてもう一口いただく。
すると、ベイナスとミートソースにとろけるチーズが絡まり、一瞬で口の中に美味しさが広がった。
大事に大事に食べていたつもりが、あっという間になくなってしまった。
銀座イタリー亭さんに行ったら、ぜひともたべてほしい1品だ。

 

 

5.看板メニュー
[
イタリー亭自家製ソーセージ]


<こだわり>

イタリー亭さんのソーセージは、なんと一からお店で作っている
お肉を仕入れ、ひき肉にする過程もお店で行っている。

ミンチを詰める時に使う特製の機械も、専用で造ってもらったという。

そのためイタリー亭さんのソーセージは、一般的なソーセージよりも粗く食べ応えが満点!
大きさもビックサイズで、シェアするも良し、一人で堪能するもよし!というなんとも贅沢な一品となっている。



<編集部のイチオシポイント!>

銀座イタリー亭さんの手作りのソーセージはなんといっても、肉を食べているかのような肉肉しさ!!
これはソーセージ??と疑ってしまうほどの大きいソーセージが一皿に2本も乗っている。
ソーセージで1品成り立つなんて、、銀座イタリー亭さん、すごすぎる!
いざ食べてみると、噛んだ途端に肉汁がジュワ~ッとあふれ出てくる。こんなに肉汁が閉じ込められる秘訣は?!と聞きたいところだが、それはきっと店内で一から作っているイタリー亭さんだからこそできる技なのだろう。
今までソーセージをナイフで食べたことがなかったが、これはナイフとフォークが必須だ。
けれど、この大きさのソーセージにかぶりつくのもこの上なく幸せそうだ…。

ソーセージのお味は、お肉本来のジューシーさにスパイスが効いており、ほかに味付けはいらないほど。
シンプルかつ美味しい
これがイタリー亭さんのソーセージ…!

こちらもぜひ味わっていただきたい一品だ。


6.おわりに


今日も銀座イタリー亭さんは、創業当時から変わらないお料理と温かい接客、当時にタイムスリップしたかのような歴史ある店内で、初めて来店されるお客様や、イタリー亭さんへ「ただいま」と帰ってくる人々を「おかえりなさい」と迎えてくれる。そして心もお腹も温まるお料理と空間で、お客様ひとりひとりを笑顔にさせてくれるのだ。

【店舗情報】

店名 銀座イタリー亭
電話番号 03-3564-2371
営業時間 1階|ランチ|11:30~ 14:30(L.O14:00)ディナー|17:00 ~ 22:30(L.O21:30
  B1F|ランチ|11:30 ~ 15:30(L.O15:00)ディナー|17:00 ~ 22:30(L.O21:30)
  *日曜祝日|L.O.21:00
住所 東京都中央区銀座1-6-8
アクセス 有楽町線 銀座一丁目駅6番出口より徒歩 1分
または銀座線・日比谷線・丸ノ内線 銀座駅より徒歩5分
JR線 有楽町駅京橋口より徒歩5分
定休日
予算 ランチ|1000円~
ディナー|3000円から5000円
決算方法 クレジットカード、現金
予約方法 TEL、Yahoo予約、ぐるなびサイト
店舗HP http://www.ginza-italytei.co.jp/

 

豆大福

趣味は美味しいもの巡りと野菜栽培です🍰🥦
気になる野菜はとりあえず植えます!最近は果物も育てたいと思い、苗探し中です。あと、雑草むしりも得意です💪
ひたすらに甘いものが好きで、朝昼晩甘いものだけの日もかなりあります。食べている時が1番幸せです!

おすすめ記事