突然ですが、皆さんは「夏」といったら何を連想しますか?
私はスイカ、かき氷、そうめん、、、などなど、つい食べ物のことばかり考えてしまいます。
しかし、私にはもう一つ「夏だなぁ」と感じるものがあります。それはズバり、「青葉」です!
生き生きとした木々の緑が、カラッと晴れた青空に映えた景色は、夏ならではといえるのではないでしょうか。
ということで今回は、「緑」を求めて銀座一丁目を散策してきました!
大都会のイメージが強い銀座ですが、「一丁目にはこんなに緑があるんだ!」ということを知っていただけたら嬉しいです。
〔目次〕
スタートするのは、銀座を南北に貫く中央通りです。
この通りには、一丁目に限らず至る所に植え込みがあります。
あまり気にかけずに通り過ぎてしまう人も多いかもしれませんが、可愛らしいお花が咲いていたり、寄せ植えのように緑の植物が何種類も植えられていたりと、少し立ち止まって見てみると意外と楽しいものです。じっくり眺めていると、小さな植物から生命力を感じます!
桜通りと中央通りが交わる交差点を東銀座方面に向かって横断すると、水谷橋公園が見えてきました。本当に公園?と疑いたくなるような一見普通の建物ですが、どうやら屋上が公園になっているようです。
エレベーターで屋上に上がると、そこには広々とした屋上庭園のような空間が!
一体何種類の植物があるのか想像もつかないくらいに、どこを取っても「緑」です。ところどころに咲いている綺麗なお花が、目立たなすぎず主張しすぎず、良い役目を果たしてくれているように感じます。
さらに魅力的なのが、カウンタータイプの机と椅子があることです。カフェラテでも飲みながら一休みするのも良いですし、解放感のある屋外でテレワークをするのもなんだか素敵。
壁面緑化が施された壁に囲まれ、心が穏やかになれるような公園でした!
ちなみに一階は保育園になっていて、近くを歩いていると時々散歩中の可愛い園児たちと出会うことができます(*^^)
さて、水谷橋公園から5分ほど歩くと見えてくるのは、京橋公園です。園内に入る前から、すでに緑がたくさん!
木々がまるで公園を覆う屋根のようになっており、奥までずっと続いているのがお判りいただけるかと思います。
京橋公園の周りには喫茶店やレストラン、八百屋さんなど、歩いているだけで小さな発見がたくさんあります。
散歩に疲れたら、ここで一休みしてはいかがでしょうか?
ちなみに京橋公園は、実はとても歴史のある公園なのです。興味がある方は「多くの人に愛される、京橋公園の秘められた過去」という記事があるのでそちらもご覧ください!
さて、京橋公園を抜けると、すぐに見えてくるのが新富橋です。
橋を渡った先はもう新富町なので、丁度新富町と銀座を結ぶ橋だといえます。
「橋」とあったので立派な川があるのだろうと思いながら橋の下を覗くと、なんと下は高速道路でした!どうやら新富橋は『陸橋』みたいです。
かつては生活の中心となった川が存在したようですが、現在は埋め立てられて高速道路になったそうです。
向かって右には小さな公園があり、会社員の方々が緑に囲まれて休憩しているところでした。
先ほどの新富橋を渡り切り、しばらく右に進むと大きな中央区役所が見えます。
そして中央区役所の目の前に架かっているのが、三吉橋です!
地図上で見ると新富橋と並行になっているので、こちらも橋の下は川ではなく高速道路。
関東大震災の復興事業の一環として架けられたようで、木々に囲まれた、どこか懐かしい雰囲気のある橋です。
実際に歩いているとなかなか分かりづらいですが、三吉橋の特徴はY字型の三つ又になっていることです!
三吉橋の中心部分から、それぞれ銀座・新富町・築地の三方向に分かれています。
銀座側には、石で作られた小さな椅子が何個かあります。ここに座って休憩していると、隣に居合わせたおばあちゃんと会話が弾み、幸せな気持ちになりました♧
三吉橋からそのまま銀座方面に向かって歩くと、柳通りに入ります。
名前の通り、柳の木が等間隔に並んでいます!
柳の下には時々お花が咲いています🌸
役目を終えようとしている紫陽花を見ると、梅雨の終わりと夏の始まりを感じます。
この通りは、通りを挟んで右側が銀座一丁目、左側が銀座二丁目となっており、まっすぐ進むと昭和通りへと突き当ります!
この日は本当に天気が良かったので、青空と柳の緑のコントラストが綺麗でした✨
ついつい柳に目が行きがちですが、柳通りには、おせんべい、かき氷、甘味屋さんなどなど、商店街を歩いているような楽しさがあります!
今回は銀座一丁目の「緑」を感じるスポットを中心に、筆者のおすすめを紹介しました。
ぜひ、ゆっくりと歩きながら、銀座一丁目の夏を感じてみてください!