銀座といえば、ファッション・グルメ・流行の街。しかしそれと同じくらい銀座にはオフィスも多く、毎日多くの会社員が行き交う街でもあります。
せっかく飲食店に恵まれている銀座でも、コロナ禍の今では仕事帰りにごはんを食べ、お酒を飲むといった日常はなくなってしまいました…。
でも!銀座一丁目の良さは食だけではありません。こんな状況下でも、少し寄り道をして仕事の疲れを癒しませんか?
ということで今回紹介するのは、〈銀座一丁目でぜひ寄ってほしい、夜にしか味わえない魅力を持った建物たち〉です。
実際に編集部が仕事帰りに歩いて探した、おすすめスポットです!
*目次*
1.水谷橋公園
2.奥野ビル
まず最初に紹介するのは、水谷橋公園です。この公園はビルの屋上にあり、前に公開した記事《緑を求めて夏散歩!銀座一丁目で夏を感じる散歩スポット》にも緑の多い場所として登場しました!
しかし今回は “仕事帰りの” 寄り道スポットということで、昼とはまた違った顔を持つ、夜の水谷橋公園の魅力に迫ります!!
少しずつ日が落ちてきた19時頃、エレベーターで屋上に向かいます。するとそこには、ライトアップされた幻想的な空間が広がっていました!
さすがにこの時間は誰もいないかと思いきや、2人ほど先客がいました。夜の水谷橋公園は、知る人ぞ知る隠れ名所といったところなのかもしれません。
昼間に青空の下で見る青葉も綺麗ですが、薄暗くなった夜に、光に照らされた緑は趣があり心が癒されます💭
周りがビルに囲まれているため、残念ながら銀座の夜景を一望できる!というわけではありません。
しかし、だからこそ秘密基地のようなワクワク感が味わえるのが夜の水谷橋公園の魅力です!
さらに、公園の奥にある滑り台は、光に照らされることで昼にも増して存在感があります。
吸い寄せられるように滑り台に向かい滑ってみると、童心に帰って楽しい気持ちになりました♪
子どもがいない夜の公園でこっそり一人で滑り台を楽しむ、というのもスリルがあって楽しいのではないでしょうか!
ぜひ疲れた仕事帰りに寄り道して、ほっと一息ついてみてください!
次に紹介するのが、奥野ビルです。ここはギャラリーやアンティークショップが集まる建物なのですが、写真を見ていただくと分かるこの独特な雰囲気は、なんと昭和初期から受け継がれたものなのです!
上の写真は明るい時間の奥野ビル。そして下の写真は、夜の奥野ビルです。
銀座一丁目の小道に、静かに、そして大きな存在感を放っています。
銀座には細長い建物がひしめき合っているので、横に長くどっしりと構えた奥野ビルは存在感も増して見えるのかもしれません。
写真で見比べてみると昼間の奥野ビルも勿論良いですが、夜にはさらに趣が増します🌙
昭和初期に建てられた奥野ビルは、当時の姿が残されたまま丁寧に手入れされ、現在はレトロなアートビルとして利用されています。
中にはなんと、扉が手動で開くエレベーターもあります!
次々と高級店が建ち流行の先端を行く銀座の街で、長い歴史をそのまま残しながらも進化し続ける、貴重な建物です。
薄暗い夜の奥野ビル、外から見るだけでもおすすめなのでぜひ寄り道してみてください!
最後に、この時期にしか見ることのできない、オリンピック関連の場所を紹介します。
銀座一丁目から徒歩一分ほど、有楽町駅に向かって歩くとすぐに見えるのが、東京スポーツスクエアです!
この東京スポーツスクエアには、展示コーナーやオリンピック公式グッズの販売、飲食のできるブースなどがあります。
大会情報はもちろんですが、オリンピックに向けた被災地の取り組み・開催都市である東京の魅力なども詰まっており、施設内を一周するだけでもとても勉強になりました!
またオリンピック公式グッズには、文房具やマスク、お菓子など、つい手に取ってしまいたくなる特別感のある商品ばかりです😊
飲食ブース以外は18時半までの営業です。オリンピックは閉幕し残すはパラリンピックのみとなってしまいましたが、東京スポーツスクエアは9月5日まで営業しています!
ぜひ仕事帰りにフラっと覗いてみてはいかがでしょうか?
以上、編集部おすすめの寄り道スポットでした!